第30回銀杏講演会は、東京大学名誉教授の藤野陽三氏(S47工)をお招きいたします。我々の身近にあり、極めて重要なインフラについて判りやすくお話し頂きます。皆様の多数のご参加をお待ちいたしております。

 

講 師藤野陽三氏(S47工)東京大学名誉教授、横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授

演 題「我が国のインフラが抱える課題とその解決に向けての内閣府研究開発プログラムSIP」

日 時: 平成30年2月16日(金)

18:00      開 場
18:30~19:30     講演会
 19:30~20:30     懇親会(希望者のみ)

場 所: 学士会館302号室

〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28   TEL:03-3292-5936
地下鉄 都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅(A9出口)徒歩1分

会 費:

講演会のみ参加 会員2,000円、会員のご家族2,000円、非会員3,000円
講演会・懇親会両方参加  会員4,000円、会員のご家族4,000円、非会員5,000円

申 込:

2月9日(金)までにまでに東京銀杏会事務局にメールまたはFAXでお申込み下さい。
 FAX:03-5804-3876、E-メール:tsuchidat.tokyoichokai@mbr.nifty.com

ご講演要旨:

インフラは我々の活動の基盤となるもので,その機能劣化は経済活動さらには国際競争力にも影響してきます.総額800兆円を越えるといわれている我が国のインフラがどのような状態にあり,どのような課題を抱えているのかをまずお話ししたいと思います.つぎに,課題を解決するために2014年から5か年の予定で始まった,内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「インフラの維持管理更新マネジメント技術」の狙い,具体的な取り組み,成果についてお話ししたいと思います.

ご講演者プロフィール

横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授。1972年東京大学工学部を卒業。同大学大学院工学系研究科土木工学専攻修了。1976年カナダのウォータールー大学工学部博士課程修了(Ph.D.)。同大学博士研究員、1977年東京大学地震研究所助手、1978年筑波大学構造工学系助手・講師、1982年東京大学工学部土木工学科助教授を経て1990年から同教授(のちに大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授)。2014年4月から横浜国立大学教授、同年10月から同大学先端科学高等研究院上席特別教授。2013年12月から内閣府総合科学技術・イノベーション会議戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)PD(兼務)、2013年東京大学名誉教授。2007年紫綬褒章受章。