「グローバル人材の育成」をテーマに、鈴木寛氏、小林喜光氏、石井菜穂子氏、クリスティーナ・アメージャン氏、隅田英一郎氏という豪華メンバーで開催します。多くの卒業生・在校生の参加をお待ちしております。先着順となります。

開催日時:2018年3月10日(土)13時30分~18時

開催場所:東京大学構内理学部1号館2階「小柴ホール」

参加費:会員2千円、非会員3千円

学生20名をフォーラムに無料ご招待します。先着順となります。
*フォーラム終了後に懇親会を行います。懇親会参加費用は2千円です。

お申し込み方法: 以下のURLからお申し込みいただくか、東京銀杏会の事務局にメールまたはファックスでお申し込みください。

 https://ssl.kokucheese.com/event/entry/509874/

 

コーディネーター/パネリストの紹介

《コーディネーター》

鈴木 寛 氏: 東京大学・慶應義塾大学教授、文部科学大臣補佐官、元文部科学副大臣
講演タイトル:AI時代のグローバル人材育成

1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学 SFC 助教授を経て、2001年参議院議員初当選(東京都)。12年間の国会議員在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化、科学技術イノベーション、IT政策を中心に活動。2014年2月より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授に同時就任。2014年10月より文部科学省参与、2015年2月より文部科学大臣補佐官を務め、同年10月より再任。神奈川県参与、大阪大学招聘教授(医学部・工学部)、中央大学客員教授、電気通信大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、日本サッカー協会理事、NPO 法人日本教育再興連盟代表理事、独立行政法人日本スポーツ振興センター顧問、JASRAC 理事などを務める。

 《パネリスト・基調講演》

小林 喜光 氏: 株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長、公益社団法人経済同友会 代表幹事
基調講演タイトル:地球と共存する経営

1971年東京大学大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了後、イスラエル・ ヘブライ大学物理化学科、イタリア・ピサ大学化学科留学を経て、1974年三菱化成工業(現:三菱ケミカル)入社。中央研究所研究開発室、半導体研究所、三菱化学メディア社長、三菱化学常務執行役員CTO兼三菱化学科学技術研究センター社長兼三菱化学生命科学研究所代表取締役等を経て、2007年三菱ケミカルホールディングス社長兼三菱化学社長。2015 年より現職。株式会社地球快適化インスティテュート取締役会長。一般社団法人産業競争力懇談会(COCN)理事長。未来投資会議構造改革徹底推進会合「企業関連制度・産業構造改革・イノベーション」会合会長。理学博士。

石井 菜穂子 :  地球環境ファシリティ(GEF)CEO兼議長

講演タイトル:世界と闘える知的人材の育成のために

東京大学経済学部卒業。大蔵省(現財務省入省)。その後、主として国際畑を中心に勤務し、キャリアの半分を世界銀行やIMFなど国際機関で過ごす。世界銀行スリランカ・モルディブ担当局長(2006~2010年)、同銀行東アジア局ベトナム担当プログラムコーディネーター(1997~2001年)、ハーバード大学国際開発研究所プロジェクトマネージャー(1996~1997年)、IMFアフリカ・アジア担当エコノミスト(1992年~1995年)、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員(1984~1985年)等を歴任。慶應義塾大学で持続可能な開発と環境について教鞭を執った経験もある。サントリー学芸賞(1990年)や国際開発研究大来賞(2004年)を受賞するなど執筆活動も多彩。第一回円城寺次郎記念賞受賞(2006年)。東京大学博士(国際協力学)。

2012年8月から、183ヵ国が加盟する国際機関である地球環境ファシリティ(GEF)のCEO兼評議会議長を務める。地球環境公共財(Global Commons)を守るためのGEF長期戦略を提唱。前職の財務省副財務官在職中には、日本の国際開発金融政策や、気候変動や生物多様性等の環境問題に対する日本の地球環境政策を統括。緑の気候基金の創設に向けた移行委員会の日本代表も務めた。

クリスティーナ・アメージャン 氏:一橋大学大学院商学研究科 教授
講演タイトル:Developing Global Jinzai in Japanese Universities and CompaniesChallenges and Opportunities

 専門研究テーマは、コーポレート・ガバナンスやグローバリゼーション、資本主義システム、企業グループ、日本のビジネスおよび経営。American Sociological Review, Administrative Science Quarterly, Organization Science, California Management Reviewなど国際専門誌への執筆多数。組織行動や、コーポレート・ガバナンス、ビジネス・リサーチ、リーダーシップ、国際経営等を教える。ハーバード大学卒業、スタンフォード大学ビジネス・スクール経営学修士課程修了、組織行動と労使関係についてカリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスの博士号を取得。コロンビア大学ビジネス・スクール助教授を経て、2001年に一橋大学大学院国際企業戦略研究科の助教授、2004年に同教授、2010年に同研究科長、2012年に現職。ベイン・アンド・カンパニーと三菱電機において民間企業の勤務経験を持つ。エーザイ(2009年6月〜2013年6月)、三菱重工業(2012年6月〜現在)、日本取引所グループ(2014年6月〜現在)の社外取締役を務める。国籍は米国。日本在住21年。

隅田 英一郎 氏:国立研究開発法人 情報通信研究機構 フェロー
講演タイトル:グローバル人材育成と自動翻訳

 1982年電気通信大学大学院電子計算機学専攻修了。1999年京都大学大学院博士(工学)。日本アイ・ビー・エム、国際電気通信基礎技術研究所を経て、現在、情報通信研究機構で国家プロジェクト「グローバルコミュニケーション計画」を推進。アジア太平洋機械翻訳協会理事、日本翻訳連盟理事を務める。内閣府産学官連携功労者表彰(総務大臣賞)等多数を受賞。