第27回の銀杏講演会は、財団法人野中東皓会静風荘病院特別顧問の天野惠子先生(S42 医)をお招きいたしました。先生は、循環器がご専門ですが、日本における性差医療のスペシャリストで、日本性差医学医療学会理事、性差医療情報ネットワーク(NPO)理事長として、予防医学、病気の発症と進展における男女の差について研究、啓発を続けておられ、性差医学医療の実践の場としての女性外来の普及にも力を入れておられます。

今回は「神経疾患における和温療法の可能性」と題して、お話しいただきますが、先生の進めておられる和温療法はこれからの高齢者医療にとって欠かせないものとなると思われます。

皆様の多数のご参加をお待ちいたしております。

講 師:

天野惠子氏(S42医)財団法人静風荘病院特別顧問

演 題:

「神経疾患における和温療法の可能性」

日 時:

平成29年4月26日(水)

 18:00         開場

 18:30~19:30  講演会

 19:30~20:30  懇親会(希望者のみ)

場 所:

学士会館302号室

  〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28   TEL:03-3292-5936

地下鉄 都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅(A9出口)徒歩1分

会 費:

講演会のみ参加

会員2,000円、会員のご家族2,000円、非会員3,000円

講演会・懇親会両方参加

会員4,000円、会員のご家族4,000円、非会員5,000円

申 込:

4月19 日(水)までに東京銀杏会事務局にメールまたは同封のお申し込み用ファックス用紙にてお申込み下さい。

FAX:03-5804-3876、Eメール:tsuchidat.tokyoichokai@mbr.nifty.com

講演者プロフィール:

1967年東京大学医学部医学科卒。1968年米国のNew York Infirmaryに留学し内科レジデント。1970年カナダのRoyal Victoria Hospitalで循環器フェロー。帰国後、1974年東京大学第二内科。1981年医学博士取得。1983年同大学第二内科助手。1988年同大学保健センター講師。1994年東京水産大学(現・東京海洋大学)保健管理センター教授・所長。1996年から2003年まで東京大学医学部非常勤講師。2002年千葉県衛生研究所所長兼千葉県立東金病院副院長。2004年鹿児島大学医学部非常勤講師。2005年から2009年まで秋田大学医学部客員教授、2009年から財団法人野中東皓会静風荘病院特別顧問。2011年から2014年まで千葉大学大学院薬学研究院客員教授。著書に、『女性のためのコレステロールガイド』(保健同人社 2010年)、『心臓病の治療と食事療法』(日東書院 2009年)、『堂本暁子と考える医療革命』(中央法規 2009年)、『女性診療外来マニュアル』(じほう 2006年)、『性差からみた女性の循環器疾患診療』(メジカルビュー社 2006年)、『行き場に悩むあなたの女性外来』(亜紀書房 2006年)、『漢方は女性の健康をたすける』(岩波書店 2005年)、『性差医療』(真興交易(株)医書出版部 2005年)、『女性のための安心医療ガイド』(素朴社 2002年)、他。