平成29年度の東京銀杏会第1回定例懇話会は、東京銀杏会副会長の武藤敏郎氏(S41法)にご講演をいただきました。
講 師: 武藤敏郎副会長(S41法)
演 題: 「オリンピック・パラリンピックと近時の所感」
日 時: 平成29年7月20日(木)
18:00 開 場
18:30~19:30 講演会
19:30~20:30 懇親会(希望者のみ)
場 所: 学士会館302号室
〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 TEL:03-3292-5936
地下鉄 都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅(A9出口)徒歩1分
会 費:
講演会のみ参加 会員2,000円、会員のご家族2,000円、非会員3,000円
講演会・懇親会両方参加 会員4,000円、会員のご家族4,000円、非会員5,000円
申 込:
東京銀杏会事務局にメールまたは添付のお申し込み用ファックス用紙を用いてFAXでお申込み下さい。
ご講演要旨:
オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典ですが、その枠をこえて文化、教育、テクノロジー、イノベーションなど極めて幅広い分野に影響を及ぼすものとしてとらえる必要があると考える。
また、「お祭り」が終わったあとにいかなるレガシーを残すか、どのようなひろがりの空間に、時間に、世代の心にいかにポジティブなものを残し、次世代を触発することが出来るかが勝負である。
1964年(昭和39年)の東京オリンピックに比べると最大の違いは情報化の深化であろう。1964年の頃は国民はテレビにかじりついていた。今、国民の関心は予算とか場所決めなどでネガテイブな方向に向けられやすいが、東京こそSNS、スマホ時代のオリンピック・パラリンピックが本格的に幕開けして新しい流れを作ることになろう。
ご講演者プロフィール:
1943年埼玉県生まれ。1966年3月東京大学法学部卒業。4月大蔵省入省。1999年主計局長、2000年大蔵事務次官、2001年財務事務次官(大蔵事務次官から改称)、2003年財務省顧問。2003年3月日本銀行副総裁。2008年より株式会社大和総研理事長。元東京大学先端科学技術研究センター客員教授。前学校法人開成学園理事長。2014年1月より東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長。