東京銀杏会の副会長兼代表幹事の岩村敬氏(S44法)に「富士山に鉄道を」というテーマでご講演をいただきます。
講 師:岩村敬氏(S44法)
ご講演者プロフィール:1969年東京大学法学部卒業。同年運輸省(現国土交通省)に入省。2004年、国土交通事務次官。慶應義塾大学教授、関西国際空港株式会社取締役会長などを経て、現在(公財)交通エコロジー・モビリティ財団会長ほか。
演 題:「富士山に鉄道を」
<ご講演要旨>
富士山に鉄道で登る構想は、古く戦前からありました。戦後も1963年には山頂まで「モグラケーブルカー」を敷設する免許申請が行われました。しかし、山梨県が5合目まで道路を整備する方針を決め、1964年にスバルラインの愛称で登山道路が開通すると鉄道構想は沙汰やみとなりました。これは、わが国の旅客輸送が鉄道から道路へと転換し始めていた時代を反映したものでした。
最近、登山鉄道を建設する構想、それも道路敷きを使って建設する構想が持ちあがっています。きっかけは、2013年に富士山が世界文化遺産に登録され、環境問題がクローズアップされたことにあります。今年から山梨県が調査を開始し、2年後に基本計画をまとめる方針を明らかにしました。
登山鉄道と言えばスイスです。日本でも数多く紹介され、旅行商品もよく目にします。ささやかな経験を踏まえて、スイスの登山鉄道、観光鉄道を紹介したいと思います。
日 時:9月30日(月) 18:30~19:30 (会場18:00)
懇親会 19:30~20:30 (希望者のみ)
場 所:学士会館302号室
千代田区神田錦町3-28 TEL:03-3292-5936
地下鉄 都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅(A9出口)徒歩1分
会 費:
講演会のみ参加 会員2,000円、会員のご家族2,000円、非会員3,000円
講演会・懇親会両方参加 会員4,000円、会員のご家族4,000円、非会員5,000円
申 込:
9月25日(火)までに東京銀杏会事務局にE-メールでお申込み下さい。
E-メール:tsuchidat.tokyoichokai@mbr.nifty.com