留学生と交流する会(FSSC)の7月例会では7月20日(日曜日)に羽田と川崎周辺を訪問しました。羽田空港周辺で最先端技術とアジアとのつながりについて学び、終了後、「アジアサイエンスカフェ」で懇親会を行いました。

JR品川駅の中央改札前にあるトライアングルクロックに集合して、京急「品川駅」から出発し京急「羽田空港第3ターミナル(国際線)」に到着しました。早速5階展望デッキに登り、全員で記念撮影をしたのち、かなりの暑さでしたが5階展望デッキを見学し、その後4階にあるショッピングモールの江戸小路を散策しました。

集合写真
江戸小路

次は、羽田空港第3ターミナル駅に戻り、一駅先の天空橋駅に到着。ここにある羽田イノベーションシティを見学しました。ここは、羽田の町工場が育んだ技術と、最新テクノロジーの融合。伝統文化と、現代アートの融合。異なる価値が行き交い、交錯することで、日本の次なるイノベーションを生み出していく場所にするとのコンセプトで2020年に開設されました。コアとなる産業は、「先端」と「文化」。先端の領域では「先端モビリティ」「健康医療」「ロボティクス」などの未来の暮らしをつくる企業が集まります。文化の領域では「伝統」「観光」「食」「温泉」「音楽・映像・演劇」「芸術」という分野を軸に施設が整備されています。我々は、カフェで飲み物などを客に提供するロボットの見学や自動運転バスの試験走行を楽しみました。最後は、羽田空港を望むことができ、飛行機を撮影する絶景ポイントで離陸する飛行機の迫力ある姿を満喫しました。

ロボット
自動運転バス

最後の訪問地は、川崎鶴見臨港バスで天空橋から大師橋駅前行に乗り多摩川最下流の橋を渡って羽田空港の対岸、京浜工業地帯の進化の拠点としての発展が始まった殿町国際戦略拠点キングスカイフロントの大型施設などを経て殿町2丁目で下車し、「アジアサイエンスカフェ」に到着しました。アジアサイエンスカフェの会長の小林一さんから、「この場所はアジアでの展開を目指す国内外の起業家と起業を目指す方々が一緒に仕事をするためのシェアオフィス、シェアデスク、交流サロンよりなるコワーキングスペースで会社登記などでの利便を図っています。羽田を経由してアジアに一番近いという立地条件を活かし、カフェに入居する起業家、周辺企業、アジア起業家村グループ企業等が集い、最前線のアジア情報が行き交う談論風発とビジネス・文化創造の拠点を目指しています。」とご説明を頂きました。

アジアサイエンスカフェの説明をする小林会長

最後は、小林さんがケータリングで準備されたベトナムのサンドイッチ「バインミー」などを中心とした軽食を楽しみながら交流スペースで懇親会を行いました。初参加の学生さんの自己紹介などで盛り上がりを見せた楽しい一日となりました。

懇親会