日時:2025年7月12日(土)午後3時集合
場所:麻布台ヒルズ・ギャラリー
梅雨明け前の土曜日午後、東京銀杏会第17回美術鑑賞会を開催しました。
スタジオ・ジブリの創設者である高畑勲の創作の秘密を探る貴重な機会となる展覧会です。同じ東映動画出身の宮崎駿と徳間書店出身の鈴木敏夫とのトリオによって生まれたスタジオ・ジブリは日本のみならず、世界のアニメーションに大きな影響を与えました。本展も、今週にはフランス・パリでの巡回展が予定されています。
卓越したイラスト製作者である宮崎や経営を担うマネージャーである鈴木に対して、膨大な制作ノートや絵コンテによって作品の方向性を定め、宮崎ら作画スタッフに対する細やかな指示だしをする高畑の存在は、ジブリの大きな柱になっていました。
彼が生まれた1935年は、日本が戦争へと歩みを進めていく時代であり、今年2025年はその生誕90周年であり、戦争終結の1945年から80年にあたる年であります。代表作である「火垂るの墓」は、そうした時代背景が色濃く反映されています。鑑賞会の参加者は少々若い世代ですが、原体験として共感するところも多く、とても興味深い展示でした。
観覧後の交流会は、施設内のラウンジで催されました。最新鋭の複合再開発施設は、敷地内の高低差も複雑で楽しく、神谷町駅から集まった面々は、六本木一丁目駅から帰路に着いた方も多く、最新の都市開発の一端を垣間見ることもできました。

バルコニーバイシックス(Balcony by 6th)麻布台ヒルズで交流会

