留学生と交流する会(FSSC)は2025年10月11日(日)高尾山ハイキングを行いました。
9時30分にJR新宿駅南口改札口に集合、参加者は留学生8名、ボランティア6名の14名でした。
留学生の出身国は中国3名、ドイツ2名、イタリア、カナダ、マレーシア各1名。9時48分京王線新宿駅発、10時44分京王線高尾山口駅着、ケーブルカーに乗車する清滝駅に向かいました。当日はあいにくの小雨模様、普段の休日ですとケーブルカーは混みあって1~2台待つのですが、待つことなく全員が1台に乗車、日本一と言われる31度の急勾配を重力を感じながら、また、景色の変化を見ながら上りました。
高尾山駅からは1号路をさる園前、たこ杉、女坂を経てゆっくりと薬王院へ、薬王院門前にて集合写真、天狗立像の前を通り薬王院に到着しました。薬王院に参拝、例年、薬王院の精進料理を頂くのですが、今年は予約が取れず、そのまま高尾山山頂に向かいました。
約30分の登りを経て12時30分頃高尾山山頂に到着、標高599m、天候が良ければ富士山、丹沢山稜などの展望が楽しめるのですが、富士山は見えず、頂上付近にある写真パネルで眺望を想像するしかありません。頂上では集合写真を撮り持参したおにぎりなどで簡単な昼食をとりました。山頂にある茶店で名物のとろろそばを楽しむ人もいました。
予定より30分早く、13時30分には山頂を出発し、下山にかかりました。眺望は楽しめなかったものの、それほど、暑くも寒くもなく行動は順調でした。ケーブルカー高尾山駅を経てケーブルカーにて14時20分頃清滝駅に到着、懇親会の予約時刻まで時間があったため、京王線高尾山口駅近くの高尾山・599ミュージアムを見学しました。高尾山の植物、昆虫、動物、鳥類が数多く展示されています。なかなかの見どころでした。
懇親会は15時より琵琶家・清涼亭で行いました。1913年創業の老舗です。コロナ禍前の2019年秋、繁忙期のため、なかなか予約を受け付けてくれない高尾山口駅周辺において当時のFSSC代表がやっと見つけ出した会場です。期待にたがわずおいしい会席弁当でした。
静かな落ち着いた雰囲気のなか、なごやかな懇親会となりました。
今回、天候には恵まれませんでしたが、無事にコースを進むことができました。天気の良い日に高尾山に登ったことのあるドイツからの留学生が霧の中の高尾山もなかなかいいと言っていました。しかし、ボランティアは全員70歳以上、留学生は20歳代という圧倒的な年齢差、体力差を考えると、留学生は物足りないのではないか、ケーブルカーなしで登るなど、コース設定も考えなければならないと思いました。
つきましては、若手会員の参加をぜひお願いします。
(文責:秀島鋭介 1976 法、写真:秀島鋭介、小浪悠紀子 1968 薬)


琵琶家・清涼亭での懇親会



Mr.MARRA Pasquale(イタリア)、
Mr. KRAUSS Henrik(ドイツ)

森永傳さん、小川富由さん、
文野千年男さん(ボランティア)

秀島鋭介さん(ボランティア)、
Mr.程 星岩、程 星岩夫人(中国)、
Ms.Veronica Chankov(カナダ)、
小浪悠紀子さん、中野憲一さん(ボランティア)
