2025年2月23日(日)の朝9時半、東京駅丸の内南口のドームの真下の中央、「留学生と交流する会」の黄色い旗の周りに、天皇誕生日一般参賀に参加する留学生とボランティアが続々と集まって来ます。参加者の数は46名(留学生32名、ボランティア14名)となり、留学生の国籍は多岐にわたりました(中国11名、ドイツ3名、インド2名、イラン2名、韓国2名、コスタリカ2名、アフガニスタン、アメリカ、アルジェリア、インドネシア、ウクライナ、スペイン、台湾、フランス、ベトナム、マレーシア)。
連絡のとれない一人を除いた全員が集合しましたので、出発することにします。10時前に東京駅丸の内南口を出て、皇居二重橋前広場に向かいます。縦長に断続した行列となり、途中で行幸通り経由で二重橋前広場へ向かうグループと、直接二重橋前広場へ向かうグループの二つのグループに分かれてしまいました。沿道では日の丸の旗が配られていましたので、受け取ります。二重橋前広場での手荷物検査は、スムーズでした。暫く広場で待機して、いよいよ二重橋前に向かって歩き始めます。分裂してしまった両グループは、無事合流して、正門石橋と二重橋を渡ります。気温はそれなりに低かったのですが、天候に恵まれ、風もあまりありません。太陽の光の下で、気持ち浮き浮きで、橋を渡ります。長和殿前広場で、第2回目の参賀を待ちます。11時、天皇陛下は、皇后さま、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さまとともに長和殿ベランダに現れました。一斉に日の丸の旗が振られました。留学生も一緒に旗を振ります。天皇陛下は、大雪による被害へのお見舞いの言葉や国民一人一人に穏やかな春が訪れることを願う言葉を述べられました。天皇陛下の挨拶が終わると、万歳を叫ぶ声が聞こえてきました。我々は人波の中で逸れないようにしながら宮内庁建物前に集合し、集合写真を撮ります。その後、富士見櫓の前を通り、皇居東御苑を通って平川門へ向かいます。途中、梅見坂下の梅の花が満開でとてもきれいでした。梅をバックに集合写真を撮ります。平川門からは、学士会館の前を通って懇親会会場である、元祖秋神保町店へ向かいます。
12時20分頃から始まった懇親会には、41名(留学生29名、ボランティア12名)が集まりました。食事、飲み物を楽しみ、14時過ぎまで活発なおしゃべりが続きます。最後に文野千年男氏に〆ていただき解散となりました。新しく参加された留学生も多く、参加者同士がかなり打ち解けた有意義な懇親会となりました。
(文責:上倉健司 1978農、写真:渡口 潔 1975工)
一般参賀の様子



中華料理「元祖 秋」にて懇親会

Ms. Vargas Ana
(農、国際農業開発 D2)
Mr. Adrian Cordero
(農、国際農業開発 M2)

Mr. JAZMAN FAIZ BIN BAHARUDDIN
(マレーシア)
(新領域 複雑理工学 研究生)

Ms. Nadine Barth
(工 航空宇宙工学 D1)
Mr.Johannes KÜbel
(工 機械工学 D1)

(新領域 海洋技術環境学 D1)
Mr. 朱 晨阳(中国)
(情報理工学 電子情報学 M1)

Mr. 李 沢灝(中国)
(総合文化 地域文化研究 D1)
ボランティア 小川富由さん

(新領域 サステイナビリティ学 研究生)
ボランティア 中尾忠彦さん

(工、先端学際工学 D1)
Ms. Priscilla Joanne(インドネシア)
(新領域 メディカル情報生命 研究生)

Ms. 譚 恵匀(中国)
(教育 比較教育社会学 研究生)
Ms. 仇 可欣(中国)
(法、総合法政 研究生)

Mr. Wakchaure Manas(インド)
(情報理工 知能機械情報学 D2)

Ms. 李 瑞賢(韓国)
(農 獣医学 D1)
Ms. 羅 懐希(中国)
(農 獣医学 D1)

Mr. 嬴 沛辰(中国)
(法、総合法政 M1)
Mr. Suyog Garg(インド)
(宇宙線研究所 宇宙基礎物理学 D1)
Mr. 李 雨濃(中国)
(工 機械工学 M2)

(工 システム創生学 M1)
Mr. Krauss Henrik(ウクライナ)
(工 先端学際工学D1)

(新領域 先端生命科学 M1)
Mr. Alireza Tavana(イラン)
(工 社会基盤学 D3)
Ms. 李 鈺鑫(中国)
(新領域 メディカル情報生命 研究生)

(医 国際環境保健学 M2)
Mr. Amirmahmoud Houshmand Chatroudi (イラン)(総合文化 広域科学 D3)
Ms. Marian Silke(フランス)
(公共政策 M1)

上倉健司さん、堺 昭治さん