東大相撲部は、50年前の1975年10月に相撲が大好きな学生達によって相撲同好会として設立され、1977年9月、学生相撲連盟に加入し公式戦への出場を果たしました。その後、Cクラス団体優勝を飾る等の実績が認められ、1982年に、東大運動会所属の部の仲間入りをしました。私は1961年入学ですから、東大相撲部の部員だったことはありません。1997年に前東大相撲部長の川原貴教授の海外留学に伴い第5代東大相撲部長に就任し2003年3月まで部長を務めた後、OB会賛助会員で構成される東大相撲部を強くする会会長に就任しました。
東大相撲部は、発足当時は稽古場もなく、棒で土の上に円を描いて土俵とし、稽古に励んでいたそうです。1978年に元大相撲力士が代表を務める当時存在した団体で、各地の小中学校に簡易土俵等を寄贈して相撲の普及を図っていた「日本相撲普及協会」の支援を受け、駒場にプレハブの稽古場が完成しました。土俵も、本場所の土俵をつくる大相撲の呼出さんにより作られた本格的なものです。後にてっぽう柱も設置されました。
大相撲の世界では、学生相撲選手権大会で優勝したような巨漢が活躍しています。大会では、開会式のときに参加選手が国技館の土俵の周りに大学毎に整列します。スポーツ推薦を行っていない大学の選手は、推薦で入学した選手と二回りくらい体が小さいので一目瞭然です。頭の位置がガクッと下がります。それでも、体重別の大会もありますし、最軽量の級の試合では、選手は大学に入るまで相撲に未経験の学生が多いので、東大相撲部の選手も互角に戦えます。また、同じような境遇の選手の集まりの大会においては、1989年には全国国公立大学大会で団体戦初優勝を果たし、その後5連覇を飾ったり、七大戦で団体優勝したりとそれなりの活躍もしています。

東大相撲部の部員は、大学で初めて相撲を取る人ばかりです。それでも相撲好きは人後に落ちないようです。東大卒の初の力士も誕生しました。現在、三段目で頑張っている木瀬部屋の須山君です。
このような東大相撲部を応援していただくため、ぜひ東大相撲部OB会の賛助会員としてご入会くださるようお願いします。
会員になっていただけますと、会員として、東大相撲部機関紙(学生編集)の「はっけよい」の送付、駒場道場での稽古見学、東大相撲部OB会への参加、12月13日に予定されている創立50周年記念会へのご参加等が可能となります。年会費は相撲への各種支援の費用として、1口1万円となっています。
小兵で経験不足にもかかわらず頑張っている後輩のため、ぜひ、東大相撲部を強くする会にご入会いただき、応援をお願いいたします。
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